折り畳み目次
2/1更新分
問題
概略
三角関数が並んでいていかにも「積和の公式を使ってください」と言いたげな感じがする。実際に二つの三角関数の積にこれを適応すると二つの三角関数の和に分解でき、しかも積分の線形性よりその三角関数の和は項ごとに積分できる。これより今回の場合だと先に三つのうち二つに適応した後に残った一つを積和の公式により出てきた三角関数のそれぞれにかけ、再度積和の公式を用いていくつかの三角関数の和に分解するというのが積分を行うにはよさそうではある
解法
の被積分関数に関して、
したがってについてより、
2/2更新分
問題
概略
が出てくるとまず思い浮かぶは倍角の公式。そして倍角の公式にて分解すると三角関数だらけとなるのでここは置換すると一気に処理できそうではある。これには何かの関数の微分形が被積分関数に含まれる必要があるから、それを見越して今度はよりのくっついたの式にする。の微分はであるからを何かしらの変数で置き換えて解く
解法
の被積分関数に関して、
したがってについてより、
ゆえに、より、
2/3更新分
問題
概略
立方根がついていてめんどくさそうな因数をそのまま置き換えてあげると解ける。が、より簡単にを別の数に置き換えたということで解いてみる
解法
2/4更新分
問題
概略
解法
2/5更新分
問題
概略
まず、三角関数が二乗されているときは半角の公式を考える。このことにより三角関数を弱体化させることができる
その中にある対数関数がめんどそうなので置換する。とするとよりだから三角関数と指数関数に分解できる
ここからは部分積分だが、もともとの積分からも分かる通りこれは広義積分なのでそこに注意する
解法
より、
ここでとおく。,だから
ゆえに、より、
さらにとおく。このについて、
これより、
(ちなみにが積分定数を持たないのはそもそもが不定積分で定義されているから)
したがってより、
ここで,より,であるからより、
2/6更新分
問題
概略
微分しても変わらないためかは置換と相性がよい。とりあえず置換
解法
とおく。より
ゆえにより、
2/7更新分
問題
概略
をで微分すると,もで微分するととなる。これから、このようなものがついた関数を積分する場合はを置換するとうまくいきそうだとわかる
今回の被積分関数に関して、分母分子それぞれにを掛けることでとを作り出す。後者に関してはも用いて整理していく
解法
ここでとおく。
したがってより、
2/8更新分
問題
概略
ルートが含まれているタイプの積分はルートごと置換すると積分しやすい形となる。と置いた場合、式に残ったについてをについての式にすると4乗根が発生するものの、それとは別によりとなることからが作られるため4乗根は相殺される
解法
とおく。より
したがってについて
2/9更新分
問題
概略
分母が多項式を因数分解したものになっているので部分分数分解をしてみる。一応、となるがここまでくると計算しづらくなるのでまずはとに分解して必要に応じてさらに分解をしていく
解法
2/10更新分
問題
概略
ルートが中に入っているので置換する
(なお、ヨビノリさんの出していた今週の積分100問目と同じなのでこちらでは無理やり計算してみる)
解法
とおく。より
したがってより、
備考
広義積分みたいな議論をしていた式が怪しいのだが時間もないので省略する。なお、実際に書かれてあった答えは間違えており、こっちが正解
2/11更新分
問題
概略
が出てくることからの置換を考える。をそのまま考えるのはつらいが、一方でであり、これを使うことを試してみる
(なお、今週の積分88問目や高木解析概論にも同じ問題がある)
解法
とおく。
よってより、
の第一項以外をとおき、King Propertyを適応する
ゆえにであるから、より、
2/12更新分
問題
概略
との肩についた分数をどうにかするためにとおく。これによりとと表すことができる
解法
とおく。より、
また、積分範囲は以下の通りに変化する
したがってより、
2/13更新分
問題
概略
というあまり見ない形が含まれている。使える方法は使うということで、部分積分することを前提にとりあえずを微分してみる
解法
両辺の対数を取って、
両辺をで微分して、
2/14更新分
問題
概略
ルートがついた関数を積分する際はルートごと置換するとうまくいきやすい。これも実際に乗ってあった答えは誤りらしい
解法
とおく。より、
また、積分範囲は以下の通りに変化する
したがってより、
2/15更新分
問題
概略
の形があるのでの置換積分を検討する
解法
とおく。
また、積分範囲は以下の通りに変化する
よってより、
2/16更新分
問題
概略
分母が整式の形となっているのでまずは因数分解をして、そこから部分分数分解を行う
解法
2/17更新分
問題
概略
とりあえずがになってくれたら見た目が合成関数でなくなって良さそうなのと丁度関数の中にをで微分したものが含まれているのでとおいてみる
解法
とおく。より
したがって、
2/18更新分
問題
概略
であるから分母分子それぞれにをかける。都合よくタンジェントが絡んでくる式でがあるのでこれを用いる(公式の因果関係を逆にする)
解法1
解法2
2/19更新分
問題
概略
分母の微分は分子になってなさそうだが困難は分割せよということで、コサインとサインを定数とみなした部分分数分解よろしく二つの項の和に分解してみる
解法
2/20更新分
問題
概略
積分範囲がからまでなのだがサインとコサインの対称性を利用してとおいてみる
解法
とおく。であるから、
このとき、積分範囲は以下の通りに変化する
したがって、
2/21更新分(途中)
問題
概略
何度も言ったことだがルートごと置換積分してみる
解法
について、
であるから、
また積分範囲は以下の通りに変化する
したがって、